近年、従来のご祝儀制の結婚式ではなく、会費制結婚式が流行しています。
しかし、
- 相場はどのぐらいなのだろう?
- メリットとデメリットは?
- どういう人に向いているの?
そんな疑問の声も多々確認できました。
果たして会費制結婚式の実態はどういったものなのかを、疑問の声にお応えしながら記載していきたいと思います。
ご祝儀制ではなく、会費制結婚式を挙げようと思っている方は是非見てみてください!
会費制結婚式とは
まずはじめに「会費制結婚式とは何か」というところから解説していきます。
会費制結婚式とは、披露宴程ほど形式ばらず、二次会ほどカジュアルすぎない「いいとこ取り」のウェディングスタイルを指します。その名の通りご祝儀制ではなく会費制となり、ご祝儀の代わりに会費をゲストから受け取ることにより成立します。
近年は「冠婚葬祭特有のお堅い雰囲気を結婚式に持ち込みたくない」という人も多く、会費制結婚式の様なカジュアルな挙式が流行しています。
ゲストの負担額もご祝儀制の結婚式より軽いものになり、新郎新婦の自己負担額も減るというのが
会費制結婚式の1番の特徴です。
会費制結婚式のメリット・デメリット
早速会費制結婚式のメリットとデメリットを見ていきましょう。会費制結婚式を検討している人は、メリットデメリット共に把握したうえでサービスを利用するようにしましょう。
会費制結婚式のメリット
会費制結婚式を挙げることによって得られるメリットは以下です。
- ご祝儀制の結婚式より費用が安い
- 事前に自己負担額がわかる
- 引出物や引菓子を選択する手間が省ける
- ゲストの負担額も安く抑えられる
- ゲストの人数で悩む必要が無い
まず最大のメリットは通常の結婚式より費用を格段に抑えられることです。また、事前に自己負担額がわかるため、会費婚と相殺できない金額を予め用意しておけば安心できるのもメリットと言えるでしょう。
会費制結婚式を取り扱っているサービスでは、後払い会計を導入しているところも多く、会費を受け取った後で精算をすることも出来ます。そのため、前もってまとまったお金を用意しておく必要がないのもありがたいところです。
結婚式で新郎新婦が悩みがちなのは引出物のチョイスですが、会費制結婚式ではそういった悩みも不要です。何故なら、会費制結婚式では引出物や引菓子は1品~2品程度が一般的だからです。この引出物や引菓子制度の抑止が、ゲストがご祝儀制より負担額が少なく結婚式に参加できる理由なのです。ちなみに通常の結婚式の場合は3品~5品程度が一般的と言われています。
更に、会費制結婚式は人数に応じて式場を決定することが出来ます。通常の結婚式でありがちな人数の帳尻合わせをしなくて済むのもメリットとなるでしょう。
会費制結婚式のデメリット
会費制結婚式にはメリットだけではなく、デメリットも存在します。デメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。
- ご祝儀制ほどゲストにおもてなしができない
- 会費以外のご祝儀についてゲストが考えてしまう
- ゲストによっては戸惑ってしまう
会費制結婚式は安い価格で行うが故に、予算に応じて料理のグレードが下がってしまうことがあります。事前にどのプランでどんな料理が出るのかを確認しておきましょう。
また「会費だけでは…」と考えて、ご祝儀を渡した方が良いのかゲストが悩んでしまうケースがあります。結果ゲストの負担額がご祝儀制より高くついてしまうことがあるので、事前に会費制結婚式についてゲストに周知しておく必要があります。
最後に、実は北海道などの1部地域では9割以上が会費制結婚式が行われていますが、会費制結婚式の存在そのものを知らないゲストもいるでしょう。手紙やメールで招待状を送る際には、概要をしっかりと記載しておくことが大切です。
会費制結婚式の相場
この章では会費制結婚式の相場について解説していきます。ゲスト側の会費と新郎新婦側の自己負担額にわけてみていきましょう。
会費制結婚式のゲストの会費相場
会費制結婚式のゲスト側の会費の相場は1万円~2万円で設定されることが多いです。
とはいえ、ビュッフェスタイルなのかコース料理なのかによって値段が左右されることがほとんどなので、コース料理でかつ、しっかりとゲストにおもてなしをしたいという考えの人はもう少し高くつくことが多いでしょう。
一般的なご祝儀の3万円よりは基本的に下回ります。
会費制結婚式の新郎新婦の自己負担額の相場
新郎新婦の自己負担額の相場は0円~10万円程です。
こちらについても自分たちの実施したいウェディングプランによって異なるケースがほとんどなので、あくまで相場として見ておいてください。
ただし会費制結婚式のサービスを提供している会社側と協議し、自己負担額の決定も出来るので安心して問い合わせてみてください。
会費制結婚式の段取りは普通の結婚式とは違うの?
会費制結婚式の段取りがわからないと悩んでいる方もご安心ください。段取りについては通常の結婚式とそこまで差はありません。
6ヶ月前 | ゲストのリストアップ 各会場のプランナーの話を聞 予算のすり合わせ |
5か月前 | 会場の決定 衣装の選定 |
4ヶ月前 | 会費と料理の決定 招待状作成 乾杯・スピーチの依頼 |
3ヶ月前 | 衣装の決定 プログラムの決定 招待状郵送 |
2ヶ月前 | 会場の装飾などの決定 |
1ヶ月前 | 衣装・ヘアメイクの最終調整 会場側と最終打ち合わせ |
大まかな流れは上記のようなものになります。参考程度に見てみてください。
会費制結婚式はこんなカップルにおすすめ
会費制結婚式は
- 安く結婚式を挙げたい
- 堅い雰囲気の結婚式は挙げたくない
- 身内だけの挙式だったから友人を招いてパーティーをしたい
という方に向いていると言えます。
お金を使ってでも、こだわりを持って結婚式を挙げたいという方には向いていないと言えます。
個人的には、新婚旅行や車の購入、将来のために貯金を残したいなどの、しっかりとした貯蓄の目的がある新郎新婦におすすめいたします。
会費制結婚式の相場のまとめ
会費制結婚式は近年流行している結婚式の形態です。
驚くほどの価格の安さと、カジュアルに参加できる会費制結婚式で、あなたも夢のような時間を過ごせると良いですね。
ゲストにも新郎新婦にも優しい会費制結婚式場に、まずはお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
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